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韓国で受診する前のスマホ準備:SIM・eSIM、地図・タクシー・翻訳アプリ、病院との連絡手段

韓国で診察や施術を受ける前に、データ通信、地図アプリ、タクシーアプリ、翻訳アプリ、病院と連絡を取るメッセージアプリを決め、病院の住所と予約画面をオフラインでも見られるように保存しておくと、予定が崩れにくくなります。出発前にしておくことを表にまとめました(2026年10月時点)。

韓国へ診察を受けに来る前に、スマートフォンで準備しておきたいことは五つあります。韓国で使うデータ通信(ローミング・SIM・eSIM・ポケットWi-Fiのどれか)、道を調べる地図アプリ、タクシーアプリ、翻訳アプリ、そして病院と連絡を取るメッセージアプリです。あわせて、病院の韓国語の住所と予約確認画面をインターネットなしでも見られるように保存し、受診日にバッテリーが切れないよう備えておくと、予定が崩れにくくなります。登録や認証が必要なアプリもあるので、韓国に着いてからではなく、出発前にインストールして一度ずつ開いておくことが大切です。

Mediportは医療機関ではなく、通信会社やアプリの会社でもありません。特定の通信会社・プラン・アプリをおすすめすることはなく、この記事は選ぶときに見ておきたい点をまとめた案内です。診療費は医療機関が決めるもので、Mediportは金額を決めたり、比較したりしません。アプリの機能や対応言語は、2026年10月時点で韓国観光公社などの公式案内で確認した内容で、アプリのアップデートによって変わることがあります。

出発前にしておくことを一覧で

下の表は、受診旅行の前にスマホでしておきたいことをまとめたものです。左から順に、何を、なぜ、出発前にどこまでしておけばよいかを見てください。

出発前のスマートフォン確認リスト:データ通信、地図、タクシー、翻訳、メッセンジャー、保存した画面、バッテリー
準備するもの受診の予定とどう関係するか出発前にしておくこと
データ通信空港に着いたときから、地図・タクシー・メッセージアプリのすべてがインターネットを使うローミング・SIM・eSIM・ポケットWi-Fiのどれにするか決め、eSIMなら自分のスマホが対応しているか確認
韓国の電話番号病院が電話やSMSで連絡してきたり、一部のアプリの登録に韓国の番号が必要になったりすることがある病院がどの方法で連絡してくるか聞き、番号付きのプランかどうか確認
地図アプリ宿から病院までの徒歩時間と公共交通機関のルートを事前に見ておく韓国の地図アプリをインストールし、病院の住所を韓国語で検索して保存
タクシーアプリ診察のあと公共交通機関で移動するのがつらいとき、すぐに呼べる会員登録と支払い方法の登録を出発前に済ませる
翻訳アプリ受付・薬局・道端で短い質問をやりとりするインストールして、自分の言語と韓国語のあいだの翻訳を一度試す
病院と連絡を取るメッセージアプリ時間の変更や持ち物の案内を受け取る窓口になる病院が使うアプリを聞いて友だち追加し、メッセージを一度やりとりする
オフライン保存データが切れても住所と予約内容を見せられる病院の韓国語の住所・電話番号、予約確認画面、服用中の薬のリストをスクリーンショット
バッテリーと充電受診日は道案内・翻訳・連絡をすべてスマホで行う韓国のコンセントに合う変換プラグ、充電ケーブル、モバイルバッテリーを用意
緊急連絡先急なときにすぐかけられるようにしておく119と1330 Korea Travel Helplineを保存

データ通信:ローミング、SIM、eSIM、ポケットWi-Fi

韓国観光公社の案内によると、仁川・金浦・金海・済州などの主要な国際空港には韓国の通信会社が運営するローミングセンターがあり、ローミングの登録、プリペイドSIMの購入、ポケットWi-Fiのレンタルができます。SIMは一部のコンビニでも売られていますが、店舗によって在庫が違い、オンラインで先に買って空港で受け取る方法もあります。eSIMはカードを差し込まず、オンラインで購入してからQRコードを読み取って設定する方式なので、買う前に自分のスマホがeSIMに対応しているかを確認しておく必要があります。空港・地下鉄の駅・鉄道の駅などには無料の公衆Wi-Fiもありますが、病院まで歩く道やタクシーの中では頼りにくいものです。

空港の到着ロビーのローミングカウンター近くで、スーツケースのそばに立つ旅行者がスマートフォンの設定を確認している様子

どの方式が合うかは人によって違います。次の目安で選んでみてください。

方式こんな場合に合う事前に確認すること
ローミングもともとの自分の番号にかかってくる電話やSMSを受け続けたいとき契約している通信会社の韓国でのローミング条件とデータ容量
SIM(カード)韓国でデータを多めに使い、韓国の番号が必要になるかもしれないときスマホがほかの通信会社のSIMを使えるか(SIMロックの有無)、外したもとのSIMの保管、番号付きかどうか
eSIMもとのSIMはそのままにして、韓国のデータを足したいときスマホのeSIM対応、QRコードでの設定をいつするか、番号付きかどうか
ポケットWi-Fi同行者と一緒に使うときや、複数の端末をつなぐとき本体の充電、受け取りと返却の場所、別行動をすると片方は使えないこと

受診旅行で別に考えておきたいのが、韓国の電話番号です。韓国観光公社は、SIMでデータを使ったり韓国の番号を取得したりできると案内していますが、番号が含まれるかどうかはプランによって違います。病院が予約の変更を電話やSMSで知らせてくる場合や、韓国の番号で登録するアプリを使うつもりなら、番号があるほうが便利です。メッセージアプリだけでやりとりするなら、データだけでも足ります。もとのSIMを外して韓国のSIMを入れると、もともとの番号への電話やSMSは受けられなくなる点も、あわせて考えておきましょう。

空港から病院までの移動方法は、仁川空港から江南のクリニックへにまとめました。ここでは、空港に降りてすぐデータがつながっていれば、その移動も楽になるということだけ覚えておけば十分です。

移動:地図アプリとタクシーアプリ

Googleマップのヘルプコミュニティには、韓国ではGoogleマップで公共交通機関のルートは表示されるものの、徒歩や車のルート案内は使えないという案内が寄せられています。2026年2月には韓国の国土交通部が、Googleのルート案内用の地図データの国外持ち出しを条件付きで許可しましたが、この記事を書いている時点で、機能が実際にどこまで変わったのかは確認できていません。出発前に、宿と病院のあいだの徒歩ルートがGoogleマップで出るか自分で確かめ、韓国の地図アプリもあわせて入れておいてください。

韓国観光公社は、地図アプリとしてNAVER Mapを紹介しています。徒歩・自転車・車・公共交通機関ごとのルートと所要時間がわかり、場所を保存してリストにまとめておく機能があります。同じ案内に書かれている対応言語は、韓国語・英語・日本語・中国語(簡体字)です。KakaoMapなど、ほかの韓国の地図アプリもあるので、実際に開いてみて、自分の言語で使いやすいほうを選べば大丈夫です。

地図アプリには、病院の名前ではなく、病院から受け取った韓国語の住所を入れましょう。病院の名前を英語や自分の言語で検索すると、見つからなかったり、名前の似た別の場所が出てきたりすることがあります。住所で見つけた場所を保存し、宿から病院までの徒歩時間と公共交通機関のルートを出発前に一度確かめておけば、受診日の朝に迷わずに済みます。建物名と階もメモしておいてください。

タクシーアプリは、受診当日ではなく出発前に登録しておくのがおすすめです。アプリごとに登録方法、対応言語、支払い方法が違うためです。韓国観光公社の案内で確認できた内容は次のとおりです。

  • カカオT:先にカカオトークでカカオアカウントを作る必要があり、登録の際に現地(韓国)の携帯電話番号が必要になることがあります。対応言語は韓国語・英語・日本語です。
  • k.ride:カカオモビリティが2024年に出した外国人向けのアプリです。カカオトークに登録しなくても、電話番号・メール・Google・Appleのアカウントで登録でき、海外のクレジットカードを登録できます。英語・日本語・中国語(繁体字・簡体字)に対応し、目的地の検索や運転手とのやりとりに自動翻訳を使います。
  • TABA:ソウル市の支援でつくられた外国人観光客向けのタクシーアプリで、英語・日本語・中国語・タイ語・ロシア語に対応しています。
  • Uber:ふだん使っているUberアプリと支払い情報で、韓国でもタクシーを呼べると案内されています。

選ぶときは、自分の言語で使えるか、韓国の番号なしで登録できるか、手持ちのカードを登録できるかを見れば十分です。診察を終えた直後は、目的地を新しく検索するより、事前に保存しておいた宿の韓国語の住所を貼り付けたほうが早く済みます。

翻訳アプリと通訳は使う場面が違う

翻訳アプリが役に立つのは、受付で名前と予約時間を伝えるとき、薬局やコンビニで物を探すとき、タクシーの運転手に降りる場所を伝えるときです。韓国観光公社はNAVERがつくった翻訳アプリPapago(パパゴ)を紹介していて、文字入力だけでなく、写真・手書き・ウェブページ・音声から文字を読み取って翻訳でき、韓国語を含む14の言語に対応していると案内しています。出発前にインストールして、自分の言語と韓国語のあいだの翻訳ができるか、カメラ翻訳がうまく働くかを一度試してみてください。

診察時の相談や同意書の説明、薬の飲み方の案内は事情が違います。アプリが訳し間違えても、その場で気づける人がいないため、こうした場面では通訳を別に用意したほうが安心です。通訳を手配する方法は、韓国の美容クリニック、日本語通訳はどう手配する?にまとめています。

アプリとは別に、受付で見せる短いメモを韓国語でつくっておくと便利です。パスポートに書かれた名前、予約の日付と時間、相談することになっている診療くらいで十分です。病院から届いた案内のメッセージをそのままスクリーンショットして見せる方法もあります。

病院との連絡手段と、スマホに保存しておくもの

外国人の患者とどう連絡を取るかは、病院によって違います。カカオトークを使うところもあれば、LINEやWhatsApp、メール、電話で連絡するところもあります。予約を決めるときに、診察時間が変わったらどう知らせてもらえるか、診療時間が終わったあとはどこに連絡すればよいかを聞いておきましょう。病院が使うメッセージアプリが決まったら、出発前に友だち追加をして、一度メッセージをやりとりしておいてください。韓国に着いた日になって初めてつなごうとすると、データやアカウントのトラブルをその場で解決しなければならなくなります。

地図のピンを表示したスマートフォン、パスポート、変換プラグ、モバイルバッテリー、メモカード

スマホでの本人認証も、前もって知っておきたい点です。韓国の一部のアプリやウェブサイトは、予約や決済のときに韓国の携帯電話番号での本人認証を求めます。NAVERは、こうした認証が難しい外国人向けに2026年6月に「パスポート認証」を導入し、海外で発行されたパスポートと顔認証で、NAVER Mapの予約・注文・決済を使えるようにしたと発表しています。ほかのサービスでは今も韓国の番号を求められることがあるので、使う予定のアプリは、出発前に登録と認証まで済ませてみてください。

データがつながらなくても見られるように、次のものはスクリーンショットや写真でスマホに保存しておきましょう。

  • 病院の韓国語の名前と住所(建物名・階)、電話番号
  • 予約確認画面(日付・時間・相談する診療)
  • 宿の韓国語の住所
  • 服用中の薬と既往歴のメモ
  • 緊急時は119、旅行の情報や観光通訳が必要なときは1330 Korea Travel Helpline(韓国内では1330、海外からは+82-2-1330)

服用中の薬のリストのまとめ方は、診察前にまとめておきたい既往歴と服用中の薬で取り上げました。韓国語の住所と電話番号は、紙にも一枚書いておきましょう。スマホの電池が切れても、タクシーの運転手や宿のスタッフに見せられます。

韓国観光公社の1330 Korea Travel Helplineは、旅行の案内と観光通訳を電話とチャットで提供していて、カカオトーク・LINE・WhatsApp・Facebookメッセンジャーからもチャットできると案内しています。Wi-Fiでかけるオンライン音声通話は無料です。政府がつくった多言語の安全アプリ「Emergency Ready」も、災害の通知と救急医療機関の情報を提供しています。緊急のときは119に電話してください。

受診日:バッテリーと充電

受診日は、スマホ一台で道を調べ、タクシーを呼び、翻訳し、病院と連絡を取ります。相談や検査、待ち時間が長くなると、電池は思ったより早く減ります。前の晩にしっかり充電し、モバイルバッテリーと充電ケーブルをかばんに入れておきましょう。

韓国観光公社の案内によると、韓国の標準電圧は220V・60Hzで、コンセントは丸い穴が二つの形です。手持ちの充電器がこの電圧に対応しているか、充電器に書かれた表示を確かめ、合う変換プラグを用意してください。変換プラグがない場合は、宿のフロントで借りたり買ったりでき、空港やコンビニなどでも手に入ると案内されています。モバイルバッテリーは飛行機に持ち込むときの決まりが別にあるので、出発前に利用する航空会社の案内を確認してください。

ポケットWi-Fiを使うなら、その本体のバッテリーもあわせて気にかけておく必要があります。同行者と一台を分けて使っていて離ればなれになると、片方はインターネットが使えなくなります。診察室や検査室の中でスマホを使ってよいか、説明を録音したり写真を撮ったりしてよいかは、病院の案内に従ってください。

Mediportがしていること

Mediport(メディポート)は、ソウルにある韓国政府登録の外国人患者誘致事業者です(登録番号 A-2026-01-01-07030、株式会社ポートゾーン)。SIMや通信プランは販売しておらず、特定のアプリをおすすめすることもありません。診察の予定が決まったら、病院の韓国語の名前と住所、予約の日付と時間をまとめてお伝えし、病院とどの方法で連絡を取るのかを一緒に確認します。私たちには、LINEやWhatsAppなどのメッセージアプリから、ご希望の言語でご連絡いただけます。診療に関する判断と案内は、診療を行う医療機関が行います。

よくあるご質問

Q. 韓国の電話番号は必ず必要ですか?
A. 必ずというわけではありません。病院とメッセージアプリだけで連絡を取るなら、データだけでも足ります。ただ、病院が電話やSMSで予約の変更を知らせてくる場合や、韓国の番号で登録しなければならないアプリを使う予定があるなら、番号付きのプランが便利です。病院がどの方法で連絡してくるかを先に聞いてから決めてください。
Q. Googleマップだけでは足りませんか?
A. 韓国ではGoogleマップの徒歩・車のルート案内が使えないという案内が、Googleマップのヘルプコミュニティにあります。2026年2月に韓国政府がルート案内用の地図データの国外持ち出しを条件付きで許可しましたが、実際の機能がどこまで変わったのかは確認できていません。出発前に自分でルートを確かめ、NAVER Mapのような韓国の地図アプリもあわせて入れておいてください。
Q. 翻訳アプリで診察の相談をしても大丈夫ですか?
A. 道を調べる、受付をする、薬局で短い質問をやりとりするといった場面では役立ちます。診察の相談や同意書の説明、薬の飲み方の案内は、アプリが訳し間違えても気づける人がいないので、通訳を別に用意したほうが安心です。通訳は予約のときに、病院や誘致事業者に前もって頼んでおいてください。
Q. 病院とはどのメッセージアプリで連絡を取りますか?
A. 病院によって違います。カカオトーク、LINE、WhatsApp、メール、電話のうち、その病院が使う方法を予約のときに聞いてください。決まったら出発前に友だち追加をして、メッセージを一度やりとりしておけば、韓国に着いてから接続のトラブルを解決しなくて済みます。
Q. 受診日にスマホの電池が切れたり、スマホをなくしたりしたらどうすればいいですか?
A. 病院と宿の韓国語の住所、病院の電話番号を紙に書いて持ち歩けば、タクシーの運転手や宿のスタッフに見せられます。モバイルバッテリーとケーブルを持ち、同行者がいれば病院の連絡先を同行者のスマホにも保存しておいてください。急ぎでない通訳や旅行の情報は1330 Korea Travel Helpline、緊急のときは119です。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。効果には個人差があり、診断・施術の適否は医師の判断によります。詳しくは無料カウンセリングでご相談ください。

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